Wasaka家では
チャンネル争奪戦を
多数決という平和な方法で決定されています。
ということで先日、
「ドラえもん」を見ていた。
いや、多数決で
完敗したのである。
Wasaka自身も
「のび太の結婚前夜」「おばあちゃんの思い出」という話は
感動で涙し、わざわざ本まで購入したくらい好きなのですがさすがに毎週となると・・・・・・
なのです。
しかし、先日の話しは
聞いてはいたが気づかなかった本当の意味
新たに気づかせて頂いたのです。
ジャイアンという少年をご存知でしょうか。
「のび太のくせに生意気だぞ」
と理不尽な理由で毎回イジメ役を徹底するも、歌唱力は平均以下という憎めない役柄。
そんなジャイアンですが、ある日、のび太くんの大切なランドセルにアクシデントがあり
(のび太くんという少年はいつも何故かアクシデントに見舞われるのです)
失くしたランドセルを追いかけるもトラックの荷台に偶然にも入り込むなど、あと一歩のところで取り返すことができないという息をもつかせぬハラハラドキドキなストーリー。
もうこうなると子ども達は文字通り画面にクギ付けなのです。
口も開いてます。
だがしかし!
ここでジャイアン少年はのび太くんのランドセルを自身の危険をかえりみず必死に取り返すという感動的な結末。
彼の日頃見せないその優しさと勇気にWasakaはやられるわけです。
そして、傷だらけで取り返したランドセルをのび太くんに渡し終えたひと言。
おれのモノはおれのモノ!
お前のモノもおれのモノ!
僕はこの言葉をずっと前から知っていた。
彼が常々、のび太くんに放っていた
暴言だと信じきっていた。
しかし、違った。
彼の言う
「お前のモノもおれのモノ」がこんなにも熱く深いモノだったとは・・・
優しさと勇気を持ち続けるジャイアンから教わった
日本の心。
この回が「のび太の結婚前夜」の次にランクインしたのは言うまでもない。